モーストリー・クラシック2007年5月号に、
音楽ビヤプラザ・ライオンの記事が掲載されました♪




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<モーストリー・クラシック 2007年5月号掲載記事>

今回で第24回。2年間にわたって続けられた、オヤジのク ラシック修行。その道は長く奥深い。この連載のタイトル「Road to Classic」の何とか入り口を覗いたというのがというのが現在のオヤジだろう。
 最終回は、打ち上げもかねて、著名なクラシック演奏家たちも出演しているライオン銀座七丁目店にある「〜音楽ビヤプラザ〜ライオン」で、生演奏を楽しみつつ大反省会。
 ここはいわゆるビヤホールだが、1日4回のステージが行われる。音楽チャージは1人1050円で、入れ替えはないので、閉店までいても構わない。

八塩  (連載ページのファイルを見ながら)いろいろやってきましたねぇ。
オヤジ はあ。
八塩  全然覚えてないんですか。知識の蓄積になってませんね。

さすが大学の現役教師!! 厳しい〜!

オヤジ そもそも第1回の仲道郁代さんの時に30分遅刻したことを思い出しました。そうそうたるゲストのみなさんに、いろいろ教えていただいて本当に感謝、感謝、ただ感謝です。
八塩  演奏の体験シリーズもいろいろありましたが、あえて「やってみたい」ものはありましたか。ハープはまったく才能ありませんでしたけど(笑い)。
オヤジ 蝶々夫人のディミートリュウさんにお会いできたのは印象深かったですね。彼女が好きだという飲み物を楽屋まで差し入れしてしまいましたからね。でも、やっぱり「歌う」ことでしょうか。
八塩  あれだけ、いろいろやって、結局、カラオケの延長線上の歌というのも、エスコート役としては少々がっかりですが…、一番才能があるかもしれません。

いよいよステージが始まる。この日は「アルプス音楽団」。アルプスの民族衣装に身を包んだ金管奏者たちと、女性歌手、アコーディオンで構成されているユニット。冒頭は民族楽器の大きなアルペンホルンのファンファーレから。お店全体がアルプスの雰囲気に包まれる。オペラ・アリアばかりの日もあるし、楽器アンサンブルの日もある。豪華な企画で特別料金の日もあるので、初めて行かれる方はまずプログラムを問い合わせることを薦める。

八塩  ちょうど「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」第一回が、コンサート初体験。オヤジさんだけじゃなく、この2年間で、日本のクラシックを聴く環境自体もずいぶん変わったと思います。CD「ベスト・クラシック100」の大ヒットもあり、「のだめカンタービレ」の爆発的人気もあり、さらに最近は「千の風になって」のオリコン第1位もありで…
オヤジ いろいろ体験させていただいて、クラシックに親しみやすくなったと同時に、日本の日常の中にクラシックが入りだした2年間でした。
八塩  個人と社会が、不思議にシンクロしましたね。
オヤジ クラシックとは、そもそも私には縁遠い物だと思っていました。
八塩  それはどうしてなんでしょう?
オヤジ 小学生の時は音楽は得意だったんです。
八塩  いつから縁遠くなったのですか。
オヤジ 中学、高校では野球一辺倒で、音楽と言えばフォーク全盛、ギター全盛でしたね。私たちの世代は、体育会系の人間と文化系の人間に、分けて区別する考え方がありました。男は外に出て運動しろ!楽器をいじってる男なんて軟弱だという考え。

ビールも食事も進んで、店内も宴たけなわとなったところで、音楽団の音頭でお客が全員立ち上がり、輪になって踊る。みんなで簡単な振り付けを真似っこして、幼稚園のお遊戯みたいなものだが、そこはみんな酔っぱらい。結構楽しい。八塩さんはさすがに席を外したが…

オヤジ あらためて考えると、2年前まで、中学、高校のイメージがずっと残っていた気がします。
八塩  日本の教育に問題があるのは確かでしょうね。野球も出来て、楽器も出来るってすごくいいことのはずなのに、そういうバランスのいい人間を作ろうとはしてきませんでした。そういう人が、女性にとっても一番素敵なのに。
オヤジ 日本では、とにかく一筋、一辺倒というのが重視される気はします。野球をする時は野球一辺倒、受験の時は受験一辺倒、会社に入れば仕事一辺倒。われわれの世代の男性には、常に何かに集中することが求められてきたと思います。それ以外に目移りしてはいけない。クラシックの世界なんか横道だと、誰も言わないんだけど、思われていますね。
八塩  特に日本の男性って、選択肢がとても少ないですよね。とてもバランスが悪い。
オヤジ 息子も小さい時はピアノを習っていて、妻は一緒に音楽をやったりしていましたが、私は一切かかわらなかったです。
八塩  日本が経済成長を突き進んでいた時は、みんなが同じ方向を向いていなければ鳴らない時代だったと思うんです。でも、今はいろんな方向を向いていい時代になった。と言うより、今の日本を背負っているオヤジ世代の価値観が変わらないと、この国は良くならないと思うんです。
 私にとってこの連載企画は、そうした仕事一辺倒をやめて、感性豊かに生きてゆきましょうというメッセージのつもりだったんですが、伝わりましたか。
オヤジ 自動車教習で言えば、第1段階を何とか終えたという気がしています。
八塩  まだ奥さんとクラシックのコンサートには行ってませんか。
オヤジ 恋愛時代も含めて、コンサートには1回も行ったことはありません。
八塩  第2段階はまず、それを目標にしてください。そういう私の旦那(スポーツライターの金子達仁さん)は「絶対行かない」って言ってるんですけどね(笑い)。
オヤジ 頑張ります。いろいろありがとうございました。




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