ご挨拶


『音楽ビヤホールの光景』

 

広い店内の中央のテーブルには、かなりの年配の紳士を中心に、
子どもや孫たちらしい大勢の家族が食事をしていた。
ステージでは、クラシックの歌曲やビヤソングがライブで歌われていたが、
突然歌手たちがステージを離れ老紳士の周りに集まった。
そして、プロたちによる誕生日の歌が始まり、家族たちが加わり、
最後は店中のお客様も乾杯に参加する。
老紳士の目にはうっすらと光るものが浮かんでいたが、
陽気で賑やかな店内の雰囲気につられて笑顔に変わっていく

このような光景が「音楽ビヤプラザライオン銀座店」ではよく繰り広げられています。



音楽ビヤプラザライオン銀座店へのご愛顧ありがとうございます。

昭和63年3月に、ライオン銀座七丁目店の5階に開店した「音楽ビヤプラザライオン銀座店」は、“音プラ”のニックネームを頂戴して営業を続けてまいりましたが、来年で開店20周年を迎えます。

この間には景気の急激な悪化と長期化があり、ライブ演奏を行うビヤホールが次々と姿を消していった中で、“音プラ”が20周年を迎えることができますことは、ひとえに永年にわたるお客様のご愛顧の賜物と深く御礼申し上げます。



“音プラ”の出演者とスタッフたちもお客様のご愛顧とご期待に応えるべく精進してまいりましたが、一方では“音プラ”はクラシック歌曲を発表する場を、機会の少ない歌手の卵たちに提供するという役割も果たしてきました。開業以来の出演者は500名を超え、現在の出演者の多くは二期会や藤原歌劇団の中心的メンバーとなっていますが、“音プラ”を愛する気持ちから有名になっても出演を続け、お客様に感動を与えるステージづくりに努めてくれています。これほど、お客様と有名な演奏家の距離が近い所は他にはないと思います。



また、“音プラ”から世界へ羽ばたいて行った演奏家も沢山います。“音プラ”開設当時のメンバーでドイツ在住の田辺とおるさんは、本業のオペラ歌手のみならず映画「ラストサムライ」の渡辺謙さんの声を独・仏・西語に吹き替えるなど、多彩な活躍をしています。藤原歌劇団団員、日本ロッシーニ協会運営委員でソプラノ歌手の家田紀子さんも、中国政府主催の日中友好30周年記念演奏会に招かれるなど、国内外で活躍しています。そのほかにも、多くの“音プラ”出身者が、ヨーロッパの歌劇場の専属歌手として旅立っていきました。



このように“音プラ”はお客様と演奏家により、音楽ビヤホールという一つの文化を形作っており、それを発展させていくことが当社の使命であると考えています。演奏家と店舗のスタッフたちも、来年の盛大な20周年記念コンサートを目指して今からはりきっています。


どうか皆様にも、日本のクラシック界のすそ野を広げる役割を担っている“音プラ”へ、倍旧のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。ご来店いただいたお客様に、感動のステージをお届けすることをお約束いたします。


平成19年6月吉日

株式会社サッポロライオン

代表取締役社長 山崎範夫







このページはフレームのあるページです。
検索サイトなどからいらした方は、こちらからお入り下さい。